ビットコインは2月28日から1日にかけて15%超も急騰しました。
どうやらこの急騰の背景には、ロシアへの制裁が要因となってるようです。
そして今後のビットコインの価格はいったいどうなってゆくのでしょうか?
本記事では、ロシア制裁とウクライナ侵攻が与えるビットコインへの影響について解説します!
バイデン大統領「かつてない規模の制裁をロシアへ」
2月26日アメリカのバイデン大統領は、ウクライナへアメリカ軍を派遣しないといった認識を改めて示しました。
この理由には第3次世界大戦を引き起こさないためだと主張し、アメリカが課す制裁によって長期的に深刻な代償を払うことなると警告しました。
ロシアへの制裁の内容は政治的にも経済的にもかつてない規模のものとなっており、その後SWIFT(国際銀行間通信協会)締め出しが決定的になった模様です。
その報道を受けビットコインは28日から15%超も上昇!
取引高も3カ月ぶりの高値を記録しました。
対してロシアの通貨ルーブルは、この制裁を受けた影響で大暴落となり史上最安値を記録しました。
そして現在ではビットコインの時価総額がロシアのルーブルを上回まわっています。
この背景にはロシアが制裁から逃れるために多くのルーブル保有者が仮想通貨ビットコインを使用しようとしていることが考えられているようです。
そのためウクライナ当局では国内取引所でロシア人が仮想通貨を購入できないように口座を凍結させているとの情報も。
また、プーチン自体の個人資産は既に暗号資産化されているようです。
つい先日まではデジタルゴールドの機能を失ったといわれていたビットコインですが、ここへ来てまたデジタルゴールドとしての価値が見直されています。
ビットコインの価格チャート

ビットコインのチャートはご覧の通り2月28日に急騰し、現在では4万4000ドル(約500万円)付近を推移しています。
ここからビットコインが再度上昇するには、4万5000ドル付近にあるレジスタンスラインを越えられるかどうかがポイントになっていきそうです。
他にも移動平均線があるので、この価格帯を超えれば大きく上昇する可能性が考えられます。
今回のロシア制裁の件もあり、今のうちにビットコインを購入してみても面白いかもしれませんね。
今後ビットコインがデジタルゴールドとしても機能を取り戻すのかどうか注目です。
もしこれからビットコインを購入されるのであれば、ぜひ以下の記事も参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は、ロシア制裁からのビットコイン急騰についてまとめてみました。
ロシア制裁の内容は非常に厳しいものとなっていました。
今後もなにか追加で制裁が下されることになれば、さらにルーブルが売られてビットコインが買われることも考えられます。
そのため今のうちからビットコインを購入しておくのがおすすめです。
まだビットコインの購入を検討中の方は、ぜひ今回の記事を参考に購入されてみてくださいね。
ただし、投資は自己責任なので余剰資金の範囲で行いましょう!